2018/12/23
先立つもの
本記事はHarpoonArrowさん企画の「War-Gamers Advent Calendar 2018」に参加させていただいています。
今年もまたネタ記事です。いつか真面目な記事を書きたいと思います…精進します。
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なにかと入り用な時期ですね。クリスマスやお正月が近づいてきていますが、自分にもお年玉が欲しいですよね。
ところで、ゲームにおける「お金」の扱いについて思いを馳せてみました。
ユーロゲームだと「お金」は当たり前のように出てくるので、ウォーゲームで。
ウォーゲームでは部隊編成などで「買い物」があっても、その代金は抽象化された指標(「リソースポイント」など)として表現されポイントトラック上でマーカーを上下させ管理することが一般的です。ですから、ウォーゲームとしてはちょっと変わった観点で表現しているものを探してみたいと思います。
(なお、ここでのウォーゲームは”広め”です。国内でユーロゲームがメジャーになる前に、いわゆるウォーゲームメーカーが出版していたゲームも含んでいます。また、私の知っているゲームに限られているため、もっと詳しい方からすると物足りないと思います。ご容赦ください)
以下の2点を観点としてみました。
1)実体として表現されているか
2)通貨単位
2018/10/17
2018/10/13
悪者になるゲームはやったけど、デカいゲームはプレイしなかった…ヴァバンク・ASAT:The Orbital Combat・ダンジョンオブマンダムエイト…
2018/10/13 - 0:00
Posted by 20-on-20
ASAT:Orbital Combat, SF, SLG, Vabanque, ダンジョンオブマンダムエイト, プレイ記録, ボードゲーム, マルチ
友人の集まりのクローズゲーム会。
久しぶりの参加だったので、大箱×2、中箱×2、小箱×3も持って行ったのですが、「大聖堂(拡張)」などの大箱はプレイできませんでした。ユーロゲームはコンポーネントは良いのですが、大きくてかさばるのですよね…
ASAT:The Orbital Combat以外は、イカサマ師・死霊術師・悪代官…と悪人ばかりでした。
2018/08/05
2018/07/22
バルバロッサ、オーギュスト、ライオンハート、そしてフラッシュマン…The Great Game(Legion)・Crusader Rex(Columbia)
2018/07/22 - 23:24
Posted by 20-on-20
Crusader Rex, SLG, The Great Game, グレートゲーム, コーカサス, プレイ記録, ブロック, 近世, 十字軍, 積木, 中央アジア, 中近東, 中世
スーパーヒーロー列伝ではありません。
前三者はいわずと知れた第三次十字軍の西欧諸国の王・皇帝です。最後はグレートゲームを舞台にした娯楽小説の主人公です。
5ヶ月前のことで恐縮ですが、この日は以下の2つのゲームをプレイしました。
抱腹絶倒の一日となりました。
2018/07/08
百年戦争の次の舞台…Condottieri(3W)
2018/03/17
一日にしてならず…Sword of Rome(GMT)
■Sword of Rome(GMT)
共和制ローマのイタリア半島統一時期を扱ったマルチゲームです。
4人プレイだと、ローマ(赤)・ガリア(青)・ギリシャ(水色)・エトルリア(緑)/サムニウム(黄)が登場します。私はエトリルア/サムニウムを担当しました。
いわゆるマルチにありがちな緩衝地帯がほとんど無いため、すぐにぶつかります。シビア。
各勢力で固有のデッキを使うカードドリブンです。カードは、オペレーションかイベントで使用します。イベント使用により除去するカード、繰り返し使えるカードに加えて、各勢力2枚ずつの”Desperate Time"カードがあります。これは、「いつでも3オペレーション値(最高値)で割り込める、使用後除去する」カードであり、いざという場面での対応を可能にしています。
さらに、各勢力を特徴づけるルールがあることも、それだけで楽しいです。
私が担当したエトルリアは、「3」のカードを除去することで、侵入してきた敵プレイヤーの移動をキャンセルできる「買収」能力です。ただ、自身の領土を5エリア占領されると(買収資源が枯渇し)以降使えなくなります。
7ターン途中の手札 |
2018/02/18
気高く咲いて美しく散る…RichardⅢ(Columbia)
このタイトルでは、フランス革命になってしまいますね…
薔薇戦争です。
最近Steamでこのゲームを購入したこともあり、この記事をアップすることにしました。
2017/12のGJ誌付録に薔薇戦争が取り上げられ、何かしらバラ戦争のゲームをする企画を立てたのも、もう2年半も前になります…Crown of Roses(GMT)は敷居が高そうで、Kingmaker(AH)は人数が集まるのか不安でもあったのでRichard IIIと相成りました。
開始時カレーに配置する、ヨーク家の強力な一隊(ネヴィルもいる!) |
2018/01/20
西へ向かう…Guerra a Muerte(AtO)・Coup Rebellion
Go westは世界的なサッカーのchantソングだそうです。
一方で「Go west」は死地へ赴く意のスラングでもあるそうです。どちらも初めて知りました。
同じ「西へ行け」でも、応援と死へ向かうのと全く異なる2つのニュアンスがあるのですね。
2018/01/12
砂漠は海である・・・雪原ではない…ドイツ戦車軍団(K2P)・Goblet Gobblers・NMBR9・3D Bricks
2018/01/12 - 0:00
Posted by 20-on-20
3D Bricks, Goblet Gobblers, NMBR9, SLG, WWⅡ地中海, WWⅡ陸, ドイツ戦車軍団, プレイ記録, ボードゲーム
こっちは福井駅前です… |
福井に所用があり、途中で敦賀によってヘクス・イン・ゲームズさんにお邪魔しました。
数年ぶりに訪れた敦賀駅前は印象が変わり、だいぶ明るい雰囲気になっていました。
また、随分長く雪が降っていましたが、ちょうどこの日は晴れていました。翌日はまた大雪で、私が帰宅する電車は1時間以上遅れたのですが…でもこの日のニュースを見ると、遅れても動くだけ恵まれていました。
駅からずっとアーケードがあり、また歩道が広く空模様が心配であっても安心です。アーケードに沿って行けば迷うこともありません。
入ると、まずゲームの「量」に圧倒されます!!!
ユーロゲームは勿論のこと、ウォーゲームも壁一面にたくさん並んでおり、それを拝見するだけでも楽しいです。コマンド、ゲームジャーナルの付録ゲームもプレイできるようになっているのはさすがです。また、両誌だけでなく、タクテクスやシミュレーター、はたまた著名な同人誌も揃っています。
学生時代友人所有のものをプレイして以来見ていなかったBattle for the Ardennes(SPI)にお目にかかることができ感激しました。
平日の開店直後ということもあり、ずっと店長さんにお付き合いいただきました。
ゲームをしていた時間もさることながら、長時間ゲーム談議に花を咲かせてきました。
あぁ、全部の話を思い出せないのがもったいない!!
翌日私は仕事だったのですが、めいっぱい英気を養うことができました。
また福井に行く機会があれば、ぜひ立ち寄りたいです。
■プレイしたゲーム
●Goblet Gobblers
3目並べ。ただ、駒を動かせて、さらに相手の駒に自分の駒をかぶせることができます。
たったこれだけですが、読み合いでゲームすることもできますし、軽めにプレイしてハプニングを楽しむこともできます。好ゲーム。
●NMBR9
数字をかたどったパネルを、1枚ずつ積んでいきます。使う数字はランダムに指示されます。(積み重ねた段数-1)×パネルの数値が得点になります。相手の置き方と同じにすれば全く同じ点数になるので、相手の手元を見ないようにするか、時間制限をつけたほうがよいかもしれません。
抽象概念が少なく、メカニクスがわかりやすいのでゲームに慣れていない人に勧めるのによいと思います。
3Dブロック積み上げゲーム。最終的に「上から見て」自分の色が多く見えることを目指します。開始時に配置制限を決めておき(このときは4×4×4)その領域内にのみ配置できます。空間認知力が必要なのですが、やはり積み上げて形を作るゲームは楽しいですね。
店長さんと「ボードゲームはSNS映えする。ウォーゲームは地味ですね~」と会話しました。うーん。確かに。
●ドイツ戦車軍団(エルアラメイン)2戦
2戦目は両者とも際立った作戦をとったため英独の突破競争になりました。(英軍は「突破した瞬間サドンデス」なのですね。初めて意識しました)
入門ゲームのためかゲームに対する様々な意見もありますが、短時間で終わるので初対面同士が”とりあえずプレイする”には良いゲームだと思います。プレイしている間にもいろいろ会話できますし。