2017/12/19

どこにあるの?

2017/12/19 - 0:00 Posted by Wil Wilandor ,

HarpoonArrowさん企画のWar-Gamers Advent Calendar 2017に参加させていただくことになりました。本記事は12/19分のエントリーです。



今は「日本はスゴイ!」TV番組がやたらと目につきますが、かつては海外の事柄を紹介するTV番組が多かったように記憶しています。
TRPGをプレイしていた頃は、NPCに名前をつけるヒントにするために、これらTV番組で紹介される海外の方々の名前を片端からメモしていたものです。

ウォーゲーマーの場合は「トブルク」「ハリコフ」「ガリポリ」「ウルム」「カンネー」などの地名を見ると、周囲を置き去りにして盛り上がりたくなりませんか?
(ところで、イギリスの地名はゲーマーでもマイナー〜ゲームの舞台にならないから馴染みがない〜なので、ゲーマー同士でも盛り上がりません。イギリス史好きとしては寂しいのですが)

新しくゲームを買ったとき、やはりユニットとマップにはどうしても魅かれるもので、真っ先に広げたくなりますね。
美しいマップや大きなマップ、未知の土地はとにかく鑑賞して悦に入りたくなるものです。

あらためて振り返ってみると、広げた瞬間のトキメキ感は、やはりゲーム歴初期の方が強かったですね(経験を重ねると失われることもあるのは致し方ないです)。


陰影のある深緑が印象深いBattle for the Ardenne(SPI)、
「砂漠は海である」と感じたPanzer Armee Afrika(AH)、
マップの作りも終末を表現する一部としてマッチしているFortress Berlin(AtO)、
 歴史で習う古代文明が一望できるCivilization(AH)、
デンマークやオーストリアもマップ1枚になるThe Next War(SPI)の広さ、

白と水色中心のデザインが過酷な環境を連想させ臨場感あおるWar in the Ice(SPI)、
宇宙船もユニット化されていないのに機能的なデザインで宇宙の大きさを感じさせるThe Swords and Stars(SPI)、





古地図をベースにしたデザインが時代を表現しているViceroys(TFG)、




あげていればキリがありませんが、どなたにでもお気に入りのマップがあるはずですよね。

こうしてみると、マップはそれなりの広さがある方がイマジネーションは膨らむ気がします。

今年新しくプレイしたゲームはさほど多くは無かったのですが、その中ではHell's Highway(VG)のマップが印象に残っています。移動の地形効果が厳しい(隊形によって地形効果著しく異なる)ゲームだからかもしれませんが、ナイメーヘンやアルンヘムからは30軍団がはるか彼方に見えました。色味がおさえられたマップのグラフィックも距離を感じさせてくれました。好みです。





一方で、ぐっとミクロに見て自分なりの1ヘクス/エリア/ポイントを選んでみるのはいかがでしょうか。



よく指導者を逃げ込ませていたものです。
南アメリカ連合の制空権の拠点、Base Z。ここを中心に4箇所の基地が空軍の航続距離内になるのです。
航海からの帰還途上で襲われたり、オスマントルコの脅威が迫るヨーロッパは、未知なる地よりも危険が多く、熱い駆け引きと戦いが繰り広げられました。
エリート歩兵を無償で補充し続けられるスイス傭兵は、やはり最強かもしれません。
大都市でもあり、また8エリアに隣接する要所であるミラノは大軍を集めやすい地勢でもあるので、有力諸侯〜特にミラノ・ベネチア・仏・墺〜の争奪戦が始終繰り広げられました。
西が山脈、東が森林、南に大平原を控え諸勢力の移動の交差点になりがちであり、また税収10セクイン(ゲームの通貨単位)と最高であったため、必ず魔法「竜巻」で狙われるエリアです。



ウラー!(6-2-8を配置するところです)

魔法の「色」が三色もある!このゲームは魔法を発動させるのに"環境"として「色」が必要なのです。重宝します。
タンカーが無いと出られない星系。通過が難しいがにらみ合いのポイントになります。
同志、安らかに眠りたまえ(良い書記局員は死んだ書記局員である)。
爆装していると1ターンでは高度を高められず、山脈を越えられない。
ここで次のターンを待つのです。
総統壕やティアガルテンもよいですが、終末のベルリンに空輸される海軍歩兵に惹かれます。
丘陵を渡河攻撃すると防御力3倍。攻撃側の損害も3倍!これで攻撃側プレイヤーのモラルが喪失してゲームが終わってしまうのですorz








自分なりのマップの特定箇所を選んでみるのも、ゲーム人生を振り返る?きっかけになるかもしれませんよ。マップ上の1箇所は、きっと自分のドラマの舞台であったはずですから。




もうすぐクリスマス。
フィンランド戦を扱ったゲームのマップで、ロバニエミ市(→Wikipedia)を探してみてはいかがですか。でも、お願いしてもプレゼントがもらえる年齢ではなくなってしまいましたけど。