2018/01/20

西へ向かう…Guerra a Muerte(AtO)・Coup Rebellion

2018/01/20 - 0:00 Posted by Wil Wilandor , , , , , ,
Go westは世界的なサッカーのchantソングだそうです。
一方で「Go west」は死地へ赴く意のスラングでもあるそうです。どちらも初めて知りました。
同じ「西へ行け」でも、応援と死へ向かうのと全く異なる2つのニュアンスがあるのですね。

■Guerra a Muerte
●基本方針
前回のプレイ(→リンク)を踏まえ、おおまかに以下の方針をたてました。
1.ラプラタ軍 正規軍であり、戦力も期待できる。バンダオリエンタルを早期に陥落させ、北進する。
2.メキシコは唯一頼りになる砲兵を活かし、ベラクルスを攻略する。それよりも大事なのがリーダーの生存。リーダーは2人ともメキシコの情勢に大きな影響を与える。
3.ボリヴァルといえども序盤のコロンビア軍では主導権を握れない。そのため、ボリヴァル自身が決戦するのではなくボリヴァルの存在で相手を誘引/欺瞞することを目的とする。
4.RP(リソースポイント)を他勢力に融通する。地域によっては算入先の勢力を選べる地域があります。今回は(RPの余りがちな)ラプラタを減らし、ペルー、コロンビアへRPを回すようにしました。

グアダラハラ陥落
●第1ターン
ラプラタ:前回の反省を活かし、より展開しやすい地域に配置。予定通りSaltaを制圧。
メキシコ:ベラクルスを占領。しかしグアダラハラのヒダルゴ神父率いる軍は王党派に一蹴されます。ヒダルゴ神父は無事にベラクルスに落ち延びます。ヒダルゴ神父がマップ上にある限り、メキシコの王党派は1d6ユニットしか動かすことができません。独立派にとって幸運でした。

●第2ターン
シモン・ボリヴァルがサンタフェに登場します。しかし、動員可能戦力とRPが少ないコロンビア軍は民兵主体の軍しか編成できません。
また、当初の戦略もありボリヴァルによる早期決戦は避けていました。
が…とりあえずダイスを振ってOPを決めると、やはり最大の「8」。マラカイボには王党派のそれなりの勢力がいるので、別の小戦力を削ることにします。パナマの1戦力を攻撃し当然のごとく除去。
ここで5OPを残し悩みます。西(中米方面)にも南(エクアドル方面)にも有力な敵軍はありません。パナマからサンタフェに戻り、兵力を増やしてベネズエラの王党派軍に圧力をかけるのも選択肢にあります。
ボリヴァル、西へ向かう
結局、悩んだ末にメキシコに、つまり西に向かいます。ヒダルゴ、モレロのメキシコ軍と合流してメキシコの王党派を一掃した後に南下する方針にします(←あれ、ボリヴァルは戦わずに圧力かける方針ではなかったの?)。しかし、メキシコまでは損耗※を強いる地域が続きます(Hostilityレベル~赤字で記されている~が定められている地域を通るか、アンデスなど山脈を越えると損耗判定が必要です。1〜3ステップロスします)。兵力に乏しい独立派には1ステップでも苦しいところです。幸いにして最小限の損耗で済みました(合流は次の第3ターン)。
(※アンデス山脈やHositilityレベルの高いエリアでは消耗を要求されるため、進んで入りたくはありません。しかし消耗を受けてもアンデス山脈や中米を通ることが作戦の選択肢を増やすことになります。今回のプレイでも両軍とも1~2回は実施しています。RPを費やば消耗ステップを計算できるため、この点ではRPに余裕がある王党派が有利です)

2ターン終了

しかし、ボリヴァル不在のコロンビアは王党派が優位になり、サンタフェは王党派が占領します。また、ボリヴァルがメキシコ軍に合流する前にメキシコ駐留軍を増強します。ベラクルスを失陥している王党派は、大西洋岸に上陸するしかありません。それでも次ターンに1:1のオッズがたつことを防ぐことができました。
ラプラタにはベルグラノが登場。

●第3ターン
中米方面に兵力を抽出されたバンダオリエンタルはラプラタ軍に攻められ陥落します。これで次のターンからラプラタ軍は北上できるようになりました。
3ターン終了
ペルー方面では、Arequipaにペルー軍、コロンビア軍が集結。ラプラタ軍北上前にクスコ、リマ駐留の王党派軍が攻撃。何とか踏みとどまります。
エクアドル、コロンビア方面では戦力不足のコロンビア軍が王党派に押されます。
メキシコではついにボリヴァルがメキシコ軍と合流。しかし、王党派も兵力を増強し1:1のオッズには戦力が4戦力ほど足りません。
騎兵の存在が極めて重要で、戦闘回避・迎撃・戦闘に修正を与えます。6面ダイス1個で判定を行うゲームのため、騎兵の修正は強力です。主力のスタック(迎撃、戦闘修正)にも攪乱用のスタック(戦闘回避のため)にも必要です。そのため、1戦力の民兵騎兵の方が3~4戦力あるいはそれ以上の正規歩兵よりも価値は高いといえます。
ここでは騎兵は独立派が優勢で、指揮官もボリヴァルのいる独立派が有利です。1:1のオッズさえ立てば独立派の勝利は堅かったのですが…

●第4ターン
メキシコは膠着。王党派は1:1のオッズ、独立派は1:2のオッズしか立ちません。どちらも決め手を欠きます。
ラプラタ軍がついに北上。クスコに侵入します。
そして、Arequipaでもペルー、コロンビア、ラプラタ軍に加えオイギンス(O'Higgins)とチリ軍が合流。
コロンビア、エクアドルでは兵力劣勢の独立派ですが、コロンビア軍を広く薄く展開させリソースの獲得と王党派軍の分散を狙います。
しかし、ついにボーブス(Boves)率いるスペイン軍がリマに上陸。アンデスを越えクスコに入ります。王党派はグアヤキルにも有力なスタックを有しており、コロンビア~ペルーでは優勢です。

Arequipaの戦い
●第5ターン
Arequipaでは、オイギンズが王党派に勝利。さらにリマも占領します。
メキシコでは戦力を集められず、またも膠着。しかし補充した1戦力民兵をメキシコ全土に展開させ多数のエリアを占領します。
これに対して王党派は、メキシコでは行動可能判定ダイスに恵まれず、独立派軍を除去できず。
クスコのボーヴスが長躯遠征。クスコにいたラプラタ軍のMartinが迎撃するも失敗。ボーヴスはMojos→Chiquitos→Salta→ラプラタと、独立派の支配エリアを3つ減らしますが力及ばず。カラカスにもスペイン軍がいましたが、独立派の優勢を覆すにはいたらず終了としました。



●感想
ゲーム終了
ボリヴァルの軍がメキシコに王党派軍を(増援も呼び込み)結果的には釘付けにしていました。また、メキシコのリーダー2名が除去されなかったことも極めて大きかったです(リーダー1人は、王党派軍の行動可能ユニットを1d6個に抑え、またもう1人のリーダーは除去されると正規軍の増援が来なくなる)。それがメキシコ軍の余剰戦力の行動の自由を生み中米エリアを支配できたことが独立派勝利につながったと考えられます。とはいえ、メキシコに対峙していた戦力は両軍とも60戦力超…もっとよいやり方はありそうです。。。

今回のプレイは5ターンのシナリオだったので、ボリヴァルもボーヴスも活躍の場面が見られなかったのが残念です。
また、メキシコ軍リーダーが除去された場合やバンダオリエンタルに兵力を増強する選択などの異なる展開も試してみたいですね。



■Coup Rebellion
中南米ゲーム繋がりで3ゲームプレイ。
1ゲーム30分かからない手軽さがとても良いです。