2018/12/23

黄色で勝ち負け…黄色が勝ち!・交易王・トロワ+トロワの淑女たち・アズール

定期的な友人宅でのクローズ会。前から積みっぱなしだったゲームと、話題になったゲームを共にプレイできました。












■黄色が勝ち!

単純なゲーム。1ゲーム10分。手札から1枚出したカードと、場札の複数枚の数値合計が一致すれば回収できる。一致しなければ出したまま。場札を無くしたとき、最後に枚数が最大、最後に黄色の枚数が最大、黄色の7を取ったときに1チップもらえる。チップが多い人が勝ち。2戦1勝。

ほぼ配られた手札で決まってしまうゲームかもしれない。テンポは悪くないのでメインディッシュのゲーム前の暖気運転にいいかも。また、箱絵が黒猫なので猫派は一度プレイしてもよいかも。



■アズール

このゲーム、キースリングなんですね~。キースリングのゲームは切れ味イイ印象があるので期待。ルールは難しくなく、インスト混みでも45分で終わる。
重いゲームの間の繋ぎでもできそう。
一方、(いったんタイルを取り出した後は)公開情報ゲームなので、長考せずにテンポよく進めるための暗黙の了解が既に作られているメンバー同士の方が良いかもしれない。今回は1手番の時間限界を共有している友人達とのプレイだったので、終始テンポはよかった。
ゲームは一点差の2位。トッププレイヤーが最後で10数点のマイナスを食らったので、実際はもっと差がついていた。自分との違いは、タイル配置が常に隣接していたこと。配置した時隣接していると縦または横に繋がる個数分もらえるボーナスが大きい。それをずっとできていたかが勝敗をわけた。1点差で2位。
タイルは各色あるが、印象に残った色は黄色ではなく赤だったなぁ。





■交易王
写真撮り忘れ(リンクはBGG)。簡単なルール、短時間、駆け引き、ビルディング要素、適度なランダム要素。安定した面白さ。さすがクニーティア。友人とは「一家に一箱」と評価しているのだが、なぜか
BGGの評価は低く6点台なのです。
プレイは、リネン(黄色)の相場がずっと続きこれに私は出遅れましたが、上位陣が施設を買いすぎて失速し、さらに一瞬だけ訪れた赤の相場で出しぬき勝利しました。2戦1勝。
 
 
■トロワ+トロワの淑女たち
不思議なゲーム。ダイスをワーカーとして使うワーカープレースメント。その目によって効果が変わります(アクションによって、大きい方が良いものと、ダイス目の数値そのものに意味があるものに大別される)。他の人からダイスを購入できる(拒否できない)ことが本ゲームのポイント。また、お金の他に「影響点」なるリソースがあり、これの消費によりダイスの振り直しや裏返し!(1→6)ができます。

市庁舎、司教館、宮殿に置いた「市民ゴマ」は白赤黄3色のダイスの個数(=アクション数)になり、「市民ゴマ」を活動カードに置くと固有のアクションが使えるようになります(他にも、大聖堂の建設や郊外活動などがあります)。

毎ターン必ず、蛮族の襲撃や宗教論争など災難が生じます。災難は対処するだけで各プレイヤーのリソースのみならず貴重なアクションダイスを消費してしまいます。何人かで協力しないと解決できない災難も少なくありません。


ゲームはPriest→Goldsmithの黄色ダイスコンボを早々に作り勝利しました。Priestなどの活動カードに置いた市民ゴマの数が勝利点になる有力者カード(秘密裏に持っている。ゲーム終了時に記された条件を満たしていたプレイヤー全員に追加勝利点が与えられる)であったので活動カードを真剣に見たことがよかったようです。


また、市庁舎、司教館、宮殿での勢力争いでは常に遅れていたのでマークされていなかったのも大きかったと思います。

活動カード、郊外カード、有力者カードは1ゲームですべては使われませんし、またプレイしたくなるゲームです。