2019/10/14

ハーデスト・デイズ…The Burning Blue(GMT)@猿遊会(2019/9/15)


9/15は「Battle of Britain Day」!だそうです。
それもあって2019年9月15日~16日の猿遊会では、バトルオブブリテンをテーマとし、メインのゲームを「The Burning Blue」としました。
(猿遊会の事前練習と、当ゲームの紹介はこちら→リンク

猿遊会での空戦ゲーム企画も”恒例”になりつつあり嬉しい限りです。
今年も最大6名におよぶ方々にお集まりいただき、楽しく卓を囲むことができました。
ありがとうございました。
私はといえば、久しぶりにゲームで疲労困憊した2日間でした。
ほぼ立ちっぱなしでゲームコントロール。レクチャーして、手順説明して、提案して、合意して、複数箇所同時に…
TRPGのゲームマスターやったときを思い出しました。ここで慣れたので、またいつかゲームマスターできるかもしれませんね(むしろ、複数社合同の会議のファシリテーターやったとき並のハードさだったかも…)
1日目終了後の食事会で行った店が、また大変でした。
オーダーしたものを食べられなったという点でも、ハードな1日だったのかもしれません。



<猿遊会1日目>

■The Burning Blue(GMT)
●シナリオ1「Opening Bat」によるチュートリアル
チュートリアルということもあり、いちばんシンプルなシナリオ「Opening Bat」。7/10~8/11の期間を扱っています。
できるだけ多くのルールを説明できるように事前計画をしておきました。チットは、私の一存で決めました(ルール6.4.7)。
セットアップ時、カレー方面に10機以上が集結中との情報が入ります。英軍としては対応せざるを得ず、ドーバー付近の1個フライト(0.5個スコードロン)を早期警戒として上空に上げておきます。
ここでゲーム本編開始。
実は、カレー方面の情報はガセ(ダミー)でした。侵攻編隊の本隊(爆撃+護衛、戦闘機のみの2隊)は、レーダー探知外のカーンで編成していました。
計画経路
 このゲームでルール理解が難しい最右翼は、Form upと探知だと思います。特に、Form upは複数の文脈で使われ、そのそれぞれに探知が絡むのでややこしいです。BGGでもQ&Aが多かったと記憶しています。Form up、ダミー、探知をまとめて説明できるようにしました。
ゲーム開始時には、フランスに1個部隊がForm Upしています。
第1ターン、カレーの本隊が2個Form Upします。ですが、カーンはレーダー範囲外のためカウンターは置かれません。
第2ターン、カーンの戦闘機が編成されます(第3航空艦隊所属機は、編成の1ターン前にForm Upを置く)。ここがレーダー範囲内なら探知チェックするのですが…また、爆撃隊もカレーでForm Upします。
3ターン、戦闘機隊がレーダー範囲に入り発見されます。爆撃隊も編成しますが、存在はわかりません。この時点で、英軍にはカレー方面とフランスの2箇所に独軍がいるように見えます。スクランブルしたスコードロンを両方に向かわせざるを得ません。
4ターン、フランスのForm Upが取り除かれます(フランスの第2航空艦隊は、編成前4ターンにForm Upを置くので、ダミーをギリギリまで引っ張りました)。そして、カレー方面では2個部隊が探知されています。ここに至って英軍は離陸したスコードロンを西に向かわせますが…タングミア飛行場を発進したハリケーンは(近いので先に到着)上空旋回(オービット)していたMe-109と遭遇、1機を撃墜しますが自らは混乱し帰還。後続の爆撃隊にはハリケーンが接触しますが、漸く1個のみ。目標(ワイト島沖の船団でした)を爆撃され独軍勝利。
Me-109とハリケーンの空戦
(実際の位置は黄色のHostileマーカーの位置。
Me-109が1機撃墜された!)
輸送船団をJu-87が急降下爆撃!
英軍は右往左往しましたし、Me-109の上空旋回もあって、様々な命令(ベクター、オービット)も確認できました。阻塞気球があるのに無理矢理急降下爆撃させましたし。
チュートリアルとしては、かなりのルールをカバーできたと思います。
この後、2日目にプレイするシナリオ3「Body Line」の準備へと移ります。
それはまた別の記事(→リンク)で。