2019/06/23

イニシアチブ強烈…White Eagle Eastward(S&T156)

今年の春季ソロプレイシリーズその4。
これも、今年の目標のうち「20世紀でZOCのあるゲーム※を1つは」です(これで3つめ!)。
(※誤りです…このゲームにZOCはありません。MOVE誌に掲載された改訂ルールにZOCがあります。後日記述)
できれば戦間期のゲームをやりたい!と思っていて、となるとやっぱり東欧です。ソ連-ポーランド戦争は(GDW/Compass)Red Star White Eagleもありますが、今回は未知のこちらを選択。ところで、来年2020年はヴィッスラ河の奇跡100周年ですね。
セットアップとS&T誌表紙

いやぁ、強烈なシステムです。
ポーランド、ロシアそれぞれ「イニシアチブ判定-第1移動(&増援)-戦闘(戦闘後前進無し)-第2移動」を行い、ランダムイベントと停戦をチェックしてターン終了。
ところが、このイニシアチブが奇天烈で、ダイスをふってイニシアチブ値を決める(6面ダイス1個マイナス1)のですが、この値の使い方って、これでいいのでしょうか?戦闘結果のR(Rout)を喰らったら、相手のイニシアチブ値のヘクス数後退しなければならない。また、イニシアチブ値は第2移動フェイズの移動力にもなるのです(第1移動フェイズは、各ユニットの通常移動力で移動。歩兵3、騎兵4-5、戦車等6)。ある種のモメンタムを表現しているのでしょうが、算定方法と利用方法にどことなく違和感(強引さ?)を感じます。
増援はターンが進むにつれ「増援可能になる」ユニットが増えるだけで、マップに登場させるにはPolitical Pointの消費が必要(1ユニット1点)です。Political Pointの初期値は10、以降は都市を占領してもされても5、都市を攻撃されると5入ります。つまり両軍にほぼ同じように入ってきます。また、Political Pointは「最終ゲームターン」を早めるためにも使います。ターン最後の停戦判定時に両軍がポイントを消費。大きい方は望めば差分だけ終了ターンを早められます。初めは36ターン終了です。 ゲーム終了時に支配都市数が多い方が勝利します。

以下、ソロプレイの結果です。
●1ターン
ポーランドのイニシアチブ5!、ボルシェビキは0!イベント「White Mutiny」 でボルシェビキの1スタック(7-3,3-3)が寝返ってポーランドについた!Gomelが陥落。
1ターン終了
●2ターン
またもポーランドのイニシアチブ5!ヴィデブスク、スモレンスク、キエフまでもが陥落。ポーランドは21都市を支配します。
ヴィテブスク、スモレンスク陥落
 もうボルシェビキは勝てません。この時点でPolitical Pointがポーランド:40/ボルシェビキ:45。停戦チェックのためにポーランドが34使うとする(初期状態でのゲーム終了は36ターン、Political Pointを目一杯使って、ゲーム終了を2ターンにしてしまえば勝利)、いや最大の40使います。ボルシェビキはそれを読んでも40以上のPolitical Pointを使っても、増援を登場させられなくなるので都市奪回の兵力が足りません。

2ターン終了。ボルシェビキ(赤)が残っていない
今回は、2ターン続けてポーランドのイニシアチブが5!のうえ、イベント「White Mutiny」が出て1スタックが裏切ってポーランドについてしまいました。ボルシェビキの大量増援が来る5~7ターンを待たずに勝負ありとなりました。
Moves誌77号の改訂ルールを使う(イニシアチブルールが廃止、勝利判定とCRTも変更。やはり奇天烈すぎたのか)べきなのかもしれません。
戦間期で一番の有名どころの戦争なのですが、やはりRed Star/White Eagleを選ぶべきなのでしょうか。Compass版のフルマップ2枚はちょっと…GDW版をひっぱりだしますか…

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