本年の目標の一つである、「『ブラックアウト』『オールクリア』ゆかりのゲームをプレイする」ことの達成を目指し、ソロプレイルールによりプレイしました。
ソロプレイルールは、デザイナー氏のサイトに掲載されています。
もちろんプレイヤーは迎撃機を操ります。マップは1枚のみ使用(レフリー用は使わない)。爆撃機の発見にあたっては「未確認度合い」なる属性で管理します。マップ上に爆撃機ユニットを置くのですが、それは正確な位置とは限りません。爆撃機ユニットに対して探知判定を行い成功したら、実際の位置をランダムに判定します。ユニットを中心として、未確認度合いが「低」なら6通り、「中」なら18通りの中から配置位置をランダムに決定します。その位置が用いた手段の探知範囲であれば、晴れて特定できたことになるのです。
ソロプレイルールに於いて最も頼りになるのはサーチライト。次いで広範囲のレーダー。ただ、速度がないと特定した位置にいけません。
攻撃までは、おおよそ、以下のような手順になります。
爆撃機がサーチライト範囲に入る→サーチライト探知判定。
成功したら実位置判定→探知範囲であれば位置特定(サーチライトfix)→サーチライトfixの間に迎撃機で追いつく(サーチライトの探知エリアを移ってしまったら、引継ぎ判定を忘れずに)→同一ヘクスに入ったら視認判定(視界がGoodなら隣接ヘクスで判定できますが…)→同一ヘクス、向き同じで攻撃
サーチライトは探知範囲が広いので、実位置判定でも範囲内に入る確率が高いのですが、初期型のレーダーや目視だと範囲が狭く、この時点で失敗となることも少なくありません。
単なるランダム判定に感じましたが、レフリーありのときと同じくもどかしさを感じましたので、機能しているルールといえます。
なお、今回のソロプレイでは、
シナリオ1B London Blitzと8F Operation Diver(V-1号迎撃)を選びました。
この2つのシナリオは、それぞれ「ブリッツ」と「V-1」を扱っているためです。もちろん、今年の目標のひとつの達成のためです。
●シナリオ1B London Blitz '40/9月
迎撃機ハリケーン、探知手段はサーチライト。
サーチライトは探知範囲が広いのですが、引継ぎ判定(個々のサーチライトには担当範囲があり、爆撃機がエリアを変わるときにはチェックが必要)に失敗することもあるので悠長にはやってられません。位置特定できても、ハリケーンの火力では一撃で撃墜できません。
4度プレイしましたが、全て迎撃失敗。
●シナリオ8F Operation Diver '44/6月
V-1をモスキート夜戦型で迎撃。シナリオルールにより、V-1は常にサーチライトで位置特定された状態となっています。そのため容易に探知できます。モスキートの高速を活かし直ぐに追いつき、一撃で撃墜しました。
シナリオ1Bとの4年の差です…