お誘いいただきゲーム会に参加。なんとシミュレーションウォーゲーム、ユーロゲーム、RPGの３種を1日でプレイしました。
■Berlin 1945 ベルリン陥落(BONSAI)
ソ連を受け持ち、勝利しました。ボンサイゲームの作品は、小粒だが面白いラインナップが揃っています。ゲームとして面白い（褒め言葉）のですが、そのシステムなりのクセがあって、それを知らずにプレイすると競技ゲームとキツイ状況になってしまうことも起きうることがあるのがもったいないです。まぁ、短時間で終わる（褒め言葉）ので繰り返してプレイすればよいのですが、最初の体験の印象が悪いと二度と手に取られなくなってしまうのでは、と危惧します。
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| 1戦目 |
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| 2戦目。ベルリン中心部にドイツ軍が集まりますが… |
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| 2戦目終了時 |
本作に関していえば、「ドイツはエリアごとのスタック制限と2戦力ユニット（通常は1ユニット1戦力）を活かして自ら打って出る場面も必要」がそれにあたるかと思います。ゲーム慣れしている人ならいざ知らず、慣れていない人にとっては、多くの要素を組み合わせて有利にする・そして勝利までの道筋を描く、ことはいきなりは難しい（無理）と思います。
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| 左上のエリアはスタック制限4。ドイツは2ユニットですが4戦力でタイ。 ソ連軍はカードを使わないと勝利できません。 これを序盤から行われるとソ連軍はキツくなります |
■信長の黒い城
タイトル画像がルールブック表紙です。
お試しプレイ。暫くぶりにTRPGをプレイして、新鮮でした。”プレゼン～キャラメイク～ちょっとだけプレイ”を超圧縮で進めるのは、導入・紹介の方法としてなるほどなぁ～と思って聞いていました。開始するまで時間を要するゲーム全般に使えそうですね。これを参考にして、自分でも何かやってみたくなりました。
システムはMork Borgなるシステムを拡張したものだそうです。魔王となった信長（手下も魔物が多い）に殺されたPC達が、琵琶法師によって地獄から呼び出され信長やその軍勢と戦うのが背景ストーリーです。
テスト的にキャラ作って、戦闘1回の体験をしました。名前までもランダムに決めるテーブルが用意されているのが面白い。だから？よく死にそうだし、よく成長しそうな感じがします。日本史に思い入れが無いので、自分なりの拘りポイントを見つけたいですね。
■アウグストゥス
手軽にできて、考えどころもある、競争はあっても直接攻撃は無いので気楽にできる良いゲームです。再販してほしいなあ。
属州開発、人脈（元老院議員か？）獲得?などで皇帝の覚えがめでたくなることを目指します。バッグからドローされた記号(リソースのような記号)に合致する手元のタイルにワーカー的なものを置き、すべて揃ったタイルが獲得されます。
運の要素は少なくないが、しっかり考えどころもあり、感覚はライドだが満足度の高い好ゲーム。日本語版が再販されることを期待したい。
■Fluxx
最初のルールは、「1枚引いて1枚出す」。引く枚数、出す枚数、特殊ルール、さらには勝利条件さえもゲーム中にころころ変わります。先を見通したプレイはできません。混沌とハプニングを楽しむゲーム。ゲーム会最初の暖気運転用でしょうか（締めでは無いと思います）。
■Moon-Bots
ロボットで殴り合う。頭、胴、腕、脚などパーツを集めて強化します。防御装甲（フライパン）、回復、格闘、ミサイルなどの能力がパーツには付いています。パーツは原則すべて公開されており、公開直後のパーツは入手コストが高く、ラウンドを経て安価になっていきます。ロボットの戦い以外にもインタラクションと読み合いがあるのがミソ。特殊能力カードの効果をマニュアルで確認するときに、絵柄でしか探せないのが問題ですね…番号など記して欲しかったです。「最初/次に脱落させる」対象が、どうしても様子見になってしまいますね。
■Dr. Jekyll & Mr. Hyde
28枚しか無いにも関わらず、そうとう考える、なりの割に良い意味で時間かかるゲームです。1回のゲームのスコアが大きいため、数回プレイしての合計や、一定の点数に達したら勝利、としてプレイしたいです。ルール詳細は他の投稿を参照。
