猿遊会でAir Powerをすることになりました。練習のため、(かなり)久しぶりにエアスペリオリティをソロプレイしてみました。Air Powerルールで行うべきなのですが、私はエアスペをかなりの回数プレイしており(ほんとうに好きなのは「エアストライク」ですが)、まずはプレイ感を取り戻すために慣れたルールでやってみることにしました。
状況設定
シナリオは「Air Power」誌30号に掲載されていた「Push Comes to Shove!」です。パキスタンのF-16A vs. インドのMirage2000、両者とも全角度型熱線追尾ミサイルを搭載しています。
進展
90年代の航空機の性能は素晴らしく、第1ターンでレーダーコンタクト。
旋回抗力が大きい(「旋回時高減速」)が超音速性能(「超音速デルタ翼」、Air Powerでは「Low Transonic Drag」)に優れたMirageは加速降下して距離をとります。
反転してMirage2000が戻ってきます。
F-16と再び向き合う形になり、F-16が先にAIM-9Lサイドワインダーを発射。
このミサイルが命中したところで終了としました。
感想
まぁ、こんなところでしょうね。戦闘機同士の「撃墜したら勝利」のシナリオだと、プレイ時間の割に緊迫した場面が多くありません。もう少し状況設定が面白ければ(爆撃機隊の護衛や迎撃など)のめり込み度合いが違うのですが… 今回のソロプレイは、「ターンシークエンスと飛行手順を思い出す」ことだったので良しとします。ここで「手順」と書いたのは文字通りの意味です。加速、上昇/降下、旋回、マヌーバーや索敵は参照するチャートが多く、かつて身体で覚えていた手順の感覚を取り戻す必要があったのです。極論すれば、必要な図表がチャートブックのどこにあるかをつかめればプレイがはかどるのです。煩雑かもしれませんが、戦術級ゲームの宿命ですね。