10/3-4の2日間、猿遊会に参加しました。
空戦ゲーム卓に参加し、2日間で3種4ゲームプレイできました。
青いマップ?しか見ない珍しい2日間でした。
ゲームがプレイできたこともさることながら、津々浦々から多くのゲーマーが集まりいろんな種類のゲームがプレイされているのを見るだけでも、とても元気をもらえます。
お会いできた皆様、ありがとうございました。そして、今年お会いできなかった方、次はお会いすることができますように。
エアスペリオリティ/ストライク/The Speed of Heat/Air Power(GDW/HJ/CoA)
第1戦:エアスペリオリティ シナリオH-9「小国の意地」
登場機はオーストリア空軍がF-35ドラケン、ワルシャワ条約軍がMiG23-G。
MiGはレーダー誘導ミサイル搭載、ドラケン発見済の設定に対し、ドラケンは赤外線追尾ミサイル、デコイ無し。唯一のアドバンテージはミサイルがAIM9L(全方位追尾)であること。
MiGの可変翼は融通がきかず、またドラケンがデルタ翼であることを活かして超音速と垂直機動を基本として部分的な数的優位を得ようとしました。一定の効果はあったかもしれません。
しかし…ミサイルが当たりません。発射時の追跡範囲が狭く、位置につくのが容易ではありません。また、ミサイルの速度減衰が大きく1 02ターンで当てるつもりの距離でないと振り切られます。そして、ミサイル飛翔ルールは修練を必要とします。航空機と似て異なるシステムですから感覚をつかむ(取り戻す)には時間かかりそうです。私のミサイルもかわされました。残念。
結局両軍ともに撃墜は無し。たくさん撃ったミサイルも至近弾1発。なんともしまらない展開でした。しかし、ゲームとしてはともかく、空戦はこんなものなのでしょうね。
個人的にはスウェーデン機が扱えて満足でした。
第2戦:エアスペリオリティ シナリオH-15「高空の地獄」
いよいよ本命の、(90年代の)新鋭機登場シナリオ。アメリカ軍がF-15C、F-16C。ソ連軍はMiG-29、Su-27。
Speed of Heatや70 080年代機ばかりでプレイしていたので、とにかく勝手がつかめず(^_^;)
高性能レーダーであっさり相互に発見。遠距離からミサイルを撃ち合う。正面から両軍が一度交差しただけでゲーム内時間1分で終わりました。キャノンも使えそうな場面もありましたが、ほぼミサイル戦でした。
勝手がつかないのはともかく性能が良いから。
超音速飛行のF-15から放たれたAMRAAMは、20ヘクスくらい離れていても1ターンで命中する。AA-11は、デコイに騙されない。
装備テクノロジーも優秀なのでレーダーを追跡モードにしたり、エンジンをアイドリングからいきなりアフターバーナーふかしたり…新鋭機は使いこなすのに時間かかりそうですw
ゲームは両軍合わせて15発?のミサイルが1分の間に飛び交い、映像的には素晴らしかったといえるでしょう。
結果はNATOがSu27を2機撃墜、MiG29を1機中破させたのに対し、ワルシャワ条約機構はF15を1機撃墜、1機小破。たった1分間としてはとてつもなく派手な結果です。
無煙モーター付ミサイルの凄さが際立つ展開だったといえます。とにかく発射されたミサイルが見えないので回避ができない。さらにF-16(小型なので発射母機も見つからない)とAMRAAM、AIM-9Mの組み合わせは脅威です。NATOの戦果3機のうち2機はF-16が挙げています。
ルールも細かく、それを使いこなすのもたいへんなゲームなのですが、私のお気に入りのゲームの一つです。対地攻撃を伴う大規模シナリオのプレイが夢です。それに到達するにはもっと練習しなくては。
Wing Leader(GMT)
実物を見るまでは、イロモノだと思っていました。あにはからんや、立派なゲームです。
多くの空戦ゲームは、上からの視点で表現されています。一方このゲームでの機体の動きは、横からの視点です。アーケードシューティングゲームっぽく見えるのでイロモノと見てしまうのかもしれません。
空軍は目標まで直線で進むことを考え水平面をオミット(抽象度を高めた)そうです。切りとりのセンスが凄いですね。
今回は練習プレイで、フライングタイガースのシナリオを2本プレイしました。護衛、スイープなど戦闘機の任務もルールで表現されています。弾薬制限と士気もあり、ひたすらドンパチすればよいわけでなないところも好感を持てます。空戦ゲーマーならマストバイですね。
※垂直面の表現なので、このシステムではWW1は難しいですかねぇ。
また、主催のたかさわさんにインストしていただきましたが、とても柔らかく腑に落ちやすい素敵なインストスタイルでした。参考になります。
ダウンインフレイムズ(DVP/K2P)
ほぼ1年ぶりの2回目。せっかくですのでキャンペーン「ガダルカナル」をプレイしました。私は日本軍を担当。
日本の主力機は隼とゼロ戦(21型)です。米軍はF4FとF4Uなのですね。合わせて5機は撃墜されたでしょうか。一方、F4Uを何とか1機撃墜しただけに留まりました。シナリオの一つでは勝利し空母も沈めましたが、気持ちとしては敗北です。キャンペーンそのものは時間切れでお開きとしました。
カードプレイだけで空戦の雰囲気が手軽に味わえるのが良いですね。マップを使った空戦ゲームへの導入によいかもしれません。「ダウンインフレイムズ」の傍らに「ヨーヨー」や「バレルロール」などの空戦機動の図があれば、さらにのめり込めるのではないでしょうか。
魚雷戦ゲーム
今回唯一プレイした海戦?ゲーム。
よく持っていましたね!20点ずつでドロー。何よりも驚いたのは、ルールがあること。早撃ちだと思ってたのですが、交互雷撃だそうです。懐かしくて楽しかった。