2022/08/06

エピックスペルウォーズ・テインテッドグレイル・王宮のささやき

 

■エピック・スペル・ウォーズ

魔法使いがチャンピオンを決めるために、魔法を使って殴り合います。あまり考えずに滅茶苦茶な展開を楽しむゲームです。他の魔法使いの体力を削り、全て脱落させたら1試合が終わります。2試合に勝利した魔法使いが最終勝者です。
魔法は、魔力・形態・打撃の3つから構成されます。3つ揃えた方が強力ですが、枚数が少ない方が先に効果発動します。敢えて少ない枚数を使うのも有効です。
ただ、絵がなぁ…スプラッタコミック調の絵柄が1つ目の難点。好き嫌いが分かれ、また子供向けではありません。
もう1つの難点が、プレイ時間。「2試合で勝利(唯一の生き残りになることを2回)」するプレイヤーが優勝して終了するのですが、同じプレイ感の繰り返しを数回行うのは、中だるみを感じます(とはいえ、早々に脱落したプレイヤーは、次の試合に有利になるルールがあるため、1試合だけではルールを全て使わないことになってしまいます)。


■テインテッド・グレイル

教えてもらいながらの2回目のプレイです。前回は詰んでしまいましたが、今回は順調でしょうか?
1章はあっけなく完了。2章も、超有名人を助けてアレを入手しました。
遭遇(戦闘・交渉)システムとしては興味深く考える点が多いです。カードの符合を合わせるように繋げて並べていきます(シークエンスと称する)。単にダメージを与えるだけでは無く、仲間全員への防御効果や、追加のカードドロー、魔力の付与などの効果も発揮させられます。得てして強力なカードは、次に続けにくく、仲間との連携を図りにくくなっています。(今回のプレイで、レベル4の敵を倒せたのは僥倖だったが、かなり知恵を絞りました。知恵だけでも倒せなかったでしょう)。
ただ、ストーリー部分は詳細複雑なゲームブックで、その意味でも少人数(1~せいぜい家族での2、3名か)でのプレイ~1回は短時間でも間を置かず頻度高く~に適していると思われます。メモを取ったほうが良く、記録に費やす時間を厭わないプレイヤー同士の方が良さそうです。それらを加味すると、クローズ会か身近な人たちでのプレイが適しているのでしょう。

■王宮のささやき

4人プレイ。6種揃って完了=2VP、勝利までを4VP(通常5VP)にしてやってみました。
勝利者決定まで3回で決着つきました。プレイ時間としては良いのではないでしょうか。