2016/01/11

Triumph and Tragedy(GMT)・ヤギ戦争(AMIGO)

Triumph and Tragedy(GMT)・ヤギ戦争(AMIGO)

ソフィア会でTriumph and Tragedy(GMT)をプレイしました。2016年のゲーム初めです。
この日はデジカメを忘れ、スマフォでの撮影です。

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Triumph and Tragedy(GMT)

ゲーム展開

序盤

36年~37年にソ連がバルト諸国、フィンランドを占領しスウェーデンにも地歩を築く一方で、ドイツは低地諸国とポーランドを一瞬で占領します(ソ連が割譲できる時間が無かった)。そして、西側陣営にアメリカが早くも39年(!)に参戦。周辺諸国が次々と体制下に組み入れられていきます。

中~終盤

英独ソは互いに宣戦せず軍拡と資本投下に励みます。数年様子見が続きますが、43年に西側がソ連に、ソ連がドイツに宣戦します。ソ連軍がポーランド東部を占領するのもつかの間、ドイツの大軍が反撃、ソ連軍を半壊させます。ソ連も衛星国のブルガリアから手薄になったユーゴ→チェコを経由し最後はミュンヘンまで到達します。もちろん、この後ドイツ軍に壊滅させられますが。独ソが消耗戦を戦う中、西側はソ連の衛星国だったスペインに上陸、占領します。さらに勢いを増す英米仏(!)連合軍は44年にルール、さらに45年にベルリンを陥落させ勝利しました。

感想

筆者はソ連を担当しました。
練習含め4度目のプレイですが、毎回発見があります。初めの数回のプレイは、とにかく自国を強化する作戦をとりたくなります。ところが必ず壁にぶつかるときが来る。工業を伸ばし続けたくなりますが、生産力は伸びなくなるときです。壁にぶつかることがわかった後が、次のステップの作戦を考えるときです。強化するだけでなく、いつ攻めるか(他の勢力の足を引っ張るか)も早くから選択肢に入れておくべきです。

今回、ソ連は36年にバルト諸国とフィンランドを武力占領しました。その後は国力の充実に努めました。しかし、東欧~南欧諸国や中近東は手つかずの状態が続いていたので、ドイツとはひとまずポーランド国境で現状を維持し これらの中立国(特にトルコ~ペルシャ)に圧力をかけてみるべきだったかもしれません。アメリカが早期参戦していたので、西側が優勢だったはずです。ドイツが最後まで技術開発に注力しましたが、このリソースを西部戦線の強化にあててもらう誘導もできたかもしれません。
…まぁ、すべて後知恵ですが。 またプレイしたいですね。

ヤギ戦争(AMIGO)

1スートのトリックテイキング。バースト系。8ラウンドのゲームですが、前半4ラウンドは最下位だった人が「ヤギの島」をドローして選択配置します。これの4つの合計がバーストする値を決定します。もちろん、プレイされたカードはトリックをとったプレイヤーが総取りします。8ラウンド終了後、カードに書かれたヤギのマークが最大でバースト値以下のプレイヤーが勝ちます。
いったんハマってしまうと、バーストをかわすことは難しいので、それほどシビアな考えはできません。深く考えこまずに笑いながらプレイするゲームです。
バースト値を示すためだけのヤギのトークンと、哀愁漂うヤギの背中のカードイラストのため?に時折プレイしたくなる私の好きなゲームです。